茨城大学教育学部干し芋残渣削減プロジェクト

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2023年9月末から、弊社は茨城大学教育学部の石島教授と家政専修科有志の学生、東海村の株式会社ユーエム川﨑様が取り組まれている干し芋残渣削減プロジェクトチームに参加させて頂いております。

干し芋残渣とは、干し芋が製造される工程で、蒸したサツマイモの皮と実を削いだ部分が約4割ほど廃棄されます。この廃棄される部分が干し芋残渣と呼ばれる部分です。
この削いだ部分が大量に出るため、干し芋農家さんの悩みの種でした。この地域課題に目を向けた東海村の川﨑さんと茨城大学教育学部石島先生が干し芋残渣削減プロジェクトチームを立ち上げ、家政専修の有志の学生さんたちで活動を始めたのが、干し芋残渣削減プロジェクトチーム、通称HZPです。
この残渣を衛生的に再処理し、食品衛生分析を行って、食品添加可能なペーストにしたものが、はしっぽ(学生たちが命名)と呼ばれる栄養価たっぷりのペーストです。

干し芋残渣削減プロジェクトチームとの出会い・・・
2023年9月下旬、いくとせのインスタグラムの記事に1つのイイネが付きました。時間があるとイイネを見てしまう私(平山)は、HZPというアイコンに興味を持ち、プロフィールを見ると、学生さんたちが面白いことをやっているぞと。
実はいくとせ創業時に製造したサツマイモの大判ソーセージがあったんですが、どうしてもサツマイモのゴリっとした食感が取りきれず、今年のサツマイモを使ったソーセージはどうしようか悩んでいたところでした。
もしかしたら、この問題の解決になるかもしれないという気持ちと、学生さんたちが取り組む社会問題にかかわってみたいという気持ちが芽生え、イイネをもらったその日にダイレクトメッセージをしました。

この思い切ってメッセージを出したことから、HZPとのお付き合いが始まりました。

9月末には初顔合わせに茨城大学へ。10月初週には、第1回目の試作、そして第2回目の試作。。。

2024年2月、茨城県庁でのHZPの活動報告会と県庁のペディストリアンデッキで実食販売。

2024年3月、茨城県のアンテナショップ、銀座イバラキセンスでの販売とBARAダイニング様での料理提供。

2024年4月、この活動がNHKのおはよう日本、水戸放送局いば6で放送されました。

縁とタイミングで、たった半年でここまでの活動が出来たことは、石島先生や川﨑氏、そして学生たちのおかげです。

日本で初めての、干し芋残渣を活用したはしっぽソーセージ。ここに誕生しました。

まだまだ茨城大学とのSDGs活動は続きます。皆様、応援よろしくお願いいたします。


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